おしゃべりぼくろ

万年筆と手帳と文房具が好き

万年筆を選ぶ時に注意すべきポイント3選


どうも、あかいろです。
noteやXなどでは本当にたまーーーに浮上していましたが、お久しぶりです。


半年くらいほとんど万年筆に触れず生活していましたが、充電期間を経て、またアウトプットの周期になってきた気がします。
充電期間中はとにかくたくさん読書をしたり、ゲームをしたり、他の趣味に没頭しておりました。


特に読書によってかなりインプット作業が捗ったので、また筆を取ってみたいと思った次第です。いえい!



さて、表題。


わたしは2016年から万年筆を使っていますので、今年でもう丸8年経ちました。
心ではまだまだわたしなんて・・・!という気持ちですが、年数としては初心者とは言えない長さになってきてしまいましたね。


ということで、今回は自分の経験をふまえた「万年筆を選ぶ時に注意した方が良い点」を3つあげてみました。
万年筆に興味がある&初心者さんの参考になると嬉しいです。


まずは安価なものからスタートする


趣味は茹でガエルになることがとても大切だと思っています。
初めから高めのラインで万年筆を買ったとしても、まず万年筆の持ち方、書き方が身体に染み込んでいないので、しっくりこないことも多いはず。


個人的にはファースト万年筆は鉄製ニブ(ペン先)の商品がおすすめ。
鉄ニブは各種メーカーから販売しており、5,000円以内で購入できるものがたくさんあります。
デザインも書き味もとても優秀。
個人的にはPILOTコクーンやセーラープロフィットLAMY safari、好きです!

プロフィットベースのNAGSAWAさんオリジナル万年筆
▲プロフィットベースのNAGSAWAさんオリジナル万年筆


安価な物から少しずつ慣れて行って、万年筆を使う生活にも慣れてきたとき、次のステップとして金製ニブを購入してみるのがとても良いと思います!


必ず試筆(試し書き)をする


1,000円くらいの商品だと試筆できないこともありますが、3,000〜5,000円くらいであれば大体試筆できます。
似たようなサイズ、字幅に見えても、メーカーによって全く書き味は変わります。
特に金ペンを購入するときは、基本、試筆を!


万年筆を初めて選ぶときによくあるのが、想像よりも字幅が細かったor太かったということです。
購入する際、自分が使うノート、手帳、紙・・・愛用品を持っていって試筆してみるのも◎
いくつか候補がある場合は、実際に自分が使っているものに書いてみると、より使用感をイメージしやすくなります。
たとえばこの方眼には、中字だと太すぎるな・・・など、検討する材料を増やしておくのが大切です。

ロルバーンは万年筆にもボールペンにも使える大好きなノート
▲ロルバーンは万年筆にもボールペンにも使える大好きなノート


わたしは万年筆歴がもう7年くらいですので、インターネットで購入した経験ももちろんあるのですが、そういったものは試筆していないので、届くまでやっぱり怖いです。
基本は実店舗で試筆の上、お迎えすることにしています。


軸の長さ・太さは手の大きさに合わせて選ぶ


試筆と似た話になるのですが・・・


持った感覚というのは、万年筆の使用感にかなり影響してきます。
手の大きさと、使いやすい軸の長さ・太さは比例するかと思うので、このあたりも大切なポイント。


軸の太さは細すぎても太すぎても持ちづらく、安定しにくいことから、長時間筆記すると疲れやすいです。
そういった万年筆は結果的に手が伸びにくくなるので・・・この辺りの好き嫌いは人によりますので、手に取って吟味してみてください!

重心によっても書き味は変わるよ!

これはちょっとマニアックな話になりますが、重心がペン先なのか、尻軸の方なのかによっても微妙に書き味が変わってきます。


「この万年筆、なんか持ちにくいな・・・」なんて時は、キャップを尻軸に差してみたり、逆に外してみたりしてください。
持った感覚が少し変わってくると思います。


まとめ


こんな感じで3つあげてみましたが、いかがでしょうか。
万年筆ユーザーのお迎え基準は、人によってそれぞれですが、わたしの基準はこんな感じ。


皆さんもハッピー万年筆ライフを!


では、また。



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