どうも、あかいろです。
万年筆を愛してやまないわたしですが、いつもどこでも何にでも万年筆を使っている訳ではありません。
この紙には万年筆がいい！というこだわりももちろんありますが、場所を選ばず使いやすいのは油性ボールペンやジェルインクペンだったりします。
明確に使い分けしようという意図があるわけではありませんが、このあたりを一度まとめてみたいなと。
ということで今回は万年筆とボールペンの使い分けについて書いていきたいと思います。
万年筆の書き味は抜群。けれど…
わたしはとにかく万年筆の書き味が大好き。
紙の上をすいすいすべっていくような書き味は、万年筆以外では得られないなと感じています。
しかし、紙との相性、利便性を考えると、合わないものもあります。
たとえば、会社では他人に見せたり提出する資料に万年筆は使いません。
安定感のない場所や、すばやく書かなければならない場面も、万年筆には向かないと言えます。
あと万年筆のインクは紙に染みて裏抜けすることがあります。
この辺りの相性も考えて使用しなくてはいけないので、面倒な部分もありますよね・・・。
まあわたしはそんな面倒な部分も含めて大好きですが！
どっしりかまえて使いたいツール
言い換えれば万年筆はわたしにとって「落ち着いてしっかり書くぞ！」と思える場所で使用したいツールなんですね。
なので自宅やカフェでの手帳タイムには万年筆がおすすめ。
特にトモエリバーと万年筆インクはニコイチ。
なんっっども書いていて耳タコだと思いますが、トモエリバーとPILOT5号ニブの組み合わせが一番好きなんです・・・。
コピー用紙との相性は悪くない
アイデア出しをするときはコピー用紙の裏側に中字から太字の万年筆でサクサク書いていくのが好きです。
以前書いたダイマ記事で紹介した「HINGE」は今でも愛用中。
カスタムヘリテイジでもいいですし、LAMYなんかを使っても調子よく書けている気がします。
ざくざく書けて、じんわり紙に染みていく感覚も心地良い。
アイデア出しに使用した用紙は、提出する訳でも保管する訳でもないので、裏抜けは関係ないのです。
ボールペン類の手軽さも捨てがたい
油性ボールペンやジェル&ゲルペンの良さといえば、なんと言っても手軽さ。
持ち歩きするにも良いですし、書き味にも味があります。
ひと昔前は色の薄さ、書き味などが「うーん？」なものもありましたが、最近はまったくありませんね！
国内メーカーのボールペン類は、大体ハイエンドモデルが販売されており、軸のデザインにも高級感があってすばらしいんですよね・・・。
書き味と利便性のバランスが◎
万年筆を使ったとき程筆記への満足感が得られるかというと違うのですが、無性にボールペンが使いたくなることもある。
それに、常に持ち歩く母艦手帳に「サラサセレクト」以外との組み合わせは考えられません。
見目麗しいPelikan K400
この子をお迎えしてから、わたしのボールペン観ががらりと変わりました。
K400お迎え以前は、お恥ずかしながらボールペンをなめてかかっていたので、印象としては万年筆>>>ボールペンという感じでした。
軸デザインも、書き味も、万年筆こそ至高！！みたいに思っていたんですけど、完全イコールになったのはK400のおかげ。
中にはジェットストリームのパーカー互換リフィルを入れて使っています。
これによって使いやすさがぐんと上がって、美しく書きやすい最強モデルが爆誕しました。
ジェットストリームって優秀ですよね。
PILOTのアクロインクも好きなのですが、一周回ってジェットストリームに戻ってくる感じ。
最近気になる「サクラクラフトラボ」
随分前に発売になっている商品ですが、最近Instagramで見かけて改めて惹かれています。
ころんとしたフォルムに真鍮を使ったデザインが渋良い・・・！
カラフルなラインもあって、これはこれでクーピーのような愛らしさがあります。
サクラクレパスのゲルインクを使ったことがないので、そもそもどんな書き味なのか？というのも気になるところ。
ゲルインクは乾きが遅いものも多い分、発色はどっしりと濃く読みやすい字が書けるなという印象です。
油性・ゲル・エマルジョン等それぞれの特徴を比較できるほど、知識に明るくありませんが、比べてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
万年筆とボールペンは静と動の関係にあると思うんです。
わたしの中での使い分けは「シチュエーション」。
すなわち、
- 机に向かってゆっくり使いたいのは万年筆
- さっと取り出し、誰にでも使いやすいのがボールペン類
という感じでしょうか。
とはいえ胸に刺した万年筆をさっと取り出すのもかっこいいので、そういう場合は手のひらを激しめにひっくり返します。
日頃はInstagramで文房具ウォッチしてます
かわいいい〜ひぃ〜〜！などど奇声をあげながらいいねしてます。
温かい目で見守ってください。
ときどき更新しています。
今日はこの辺りで。
では、また。
