どうも、あかいろです。
引き続き、子宮頸がん検診レポ②です。
前回までのあらすじ
はじめての子宮頸がん検診で
なんだか雑な扱いを受けて帰ってきたら
検査結果が「要精密検査」だったよ!
何度読んでも「要精密検査」
焦りながら検査結果を舐めるように読んでみた所、どうやらASC-CSという所見のようでした。が。
アルファベットかよと。そう思い確認してみても「意義不明な異型扁平上皮」ってやっぱり意味がわからない日本語でお願いします。
検査結果には詳しいことはほとんど記載されていなかったので、少ない情報から分かったことは、
- 細胞診の結果はASC-US(意義不明な異型扁平上皮)
- 精密検査が必要であること
- 精密検査ではHPV検査とコルポ診を行うこと
でした。
検査結果の分類について
子宮頚がんの検査結果は、これまでクラス分類Ⅰ~Ⅴの5段階で表わしていました。
このクラス分類は、(略)微妙な異常を分類し切れず、診断の見落としにつながることもありました。そこで、従来のクラス分類に代わる子宮頸がんの新しい細胞診報告様式として、国際分類である「ベセスダシステム」に基づいた分類が推奨されるようになりました。
「ベネスダシステム」によると6つの結果に分類されます。
その分類というのが以下のとおり。
NILM(クラスⅠ・Ⅱ)=正常な細胞のみ
ASC-US(クラスⅡ・Ⅲa)=異形成と言い切れないけれど細胞に変化がある
ASC-H(クラスⅢa・Ⅲb)=高度な細胞異型の可能性がある
LSIL(クラスⅢa)=HPV感染や軽度異形成と考えられる
HSIL(クラスⅢa・Ⅲb・Ⅳ)=中等度異形成・高度異形成・上皮内癌と考えられる
SCC(クラスⅣ・Ⅴ)=明らかな扁平上皮がんと考えられる
あ、ちなみにこれはいわゆる癌のステージとはまったく異なるみたいです。
癌細胞になる過程の分類?みたいな感じですかね?
精密検査を受ける必要はあるけど、大分正常な細胞には近い…ということ?
ASC-USって何?
子宮頸がん検診でASC-USだった場合 - 横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック ~ビバリータ~
上記のサイトの説明では
「ASC-US」というのは、新分類・ベセスダシステムによる結果の表記方法です。細胞に変化があって、軽度異形成も否定しきれないけれど単なる炎症だけかもしれない、という微妙なグレーゾーンのことを指します。
すぐに治療が必要な可能性は低いけれど、追加の検査や精密検査が必要な場合があるレベルということになります。
ということのようです。
じゃあそんなに心配する必要はないのか!
そういえば前日まで生理だったし、それが原因か?とか、精密検査を受ける恐怖が勝ってしまい、誤った解釈をしてしまうわたし。
もう鋭い方はお気づきかと思いますが、次にわたしが取った行動は…
精密検査を受けずに放置する
もう絶対みなさんマネしないでくださいね…
精密検査で行う組織診は、細胞診と比べ物にならん位痛いとかって出てくるもんだから、完全にびびりまして。
恐怖心が勝りました。
今なら、健康じゃないかもしれない子宮頸部を放置する方が怖いだろ!と思えるのですが、当時のわたしはその考えには至らず。
さらに言うと、はじめに受けたがんセンターでは精密検査が平日の昼にしか受けることが出来ないとのこと。
絶賛社畜なうなわたしは、そんなん無理だわ!とますます行きにくくなってしまいました。
しかし、やはりもう一度検査を受けなきゃと思ったきっかけになる出来事が起こります。
それは、いとこが癌で亡くなったこと。
年齢もそんなに離れていなく、まだ若かったのに、あっという間に亡くなってしまいました。
すごくショックだったし、初めは信じられませんでした。
その時、親や親戚一同に「もう一度病院に行ってきなさい」と、とても心配され、ハッとしました。
その通りです。当たり前ですよね。
結果が曖昧だからこそ、きちんと調べてみないと分からない。
改めて「自分の体を守るのは自分なんだ」ということに気付きました。
やっぱりもう一度検査を受けよう
「半年以内に精密検査を受けてください」 という結果を9カ月ほど放置してようやく、重い腰をあげて病院に向かうことにしました。
まだもう少し続きます。